【30代・40代の再就職】主婦スキルで活躍!就職に向けた4つのステップ
家事と仕事の両立|知る、つながる、働くわたし
![イラスト「30代・40代の再就職。就職に向けた4つのステップ」](https://www.mizuho-bp.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/09/c6a285310b38029c589d8e21a8159acf.png)
「仕事を始める」「就職する」と思い立った時、あなたは迷わず一歩踏み出せますか?多くの人は、何かしらの不安を抱くものです。
特に主婦の方は、仕事のブランクやスキルの面で不安があるのではないでしょうか。
- 特別な資格やスキルがないけど、就職できるかな
- しばらく仕事から離れていたから、再就職できても職場で活躍できるかな
- 育児と家事ばかりで、ずっと仕事を続けている人と比べられると、採用の際に見劣りしないかな
実は!主婦の方の持つ能力は、仕事で役立つものが多いのです。
いくつかピックアップしてご紹介します。
目次
主婦スキルとは具体的にどういうものがある?
マルチタスク処理能力(マルチタスキング)
マルチタスキングとは、複数の作業を同時に並行して行うことです。
日々、様々な家事を同時進行で進める方は、マルチタスクの処理能力があると言えます。人によっては子育てや介護などもあり、多くのことを限られた時間内にこなしているのではないでしょうか。
複数のゴールをイメージしながらタスクを進めることは、だれもができることではありません。このスキルは職場でも重宝されます。
コミュニケーション力
特に子育て中の方は、子供に関連するお付き合いが多いと思います。
学校の先生や子供のお友達・同級生の親と、適切な距離感を保ちながら、「ちょうどいい」会話をしているのではないでしょうか。
そこで培われたコミュニケーション力は、職場でも確実に活かすことができます。
忍耐力・継続力・計画力
子育て中の方は、思い通りにいかないことの連続に、日々忍耐力が養われているのではないでしょうか?
また、家計管理をされている方は、家族の将来キャッシュフローを見据えて、地道に家計簿をつけていますよね。継続力・計画力が培われているのではないでしょうか?
目に見えるものではないこれらの能力も、仕事をする上で重要なスキルと言えます。
日々の生活の中で自然と培われているスキルが、思いのほか職場で役立ちます。
「何もしてこなかったけど大丈夫かな」と悲観しなくても大丈夫。主婦として過ごした時間と経験を、自信につなげていきましょう!
ブランクの有無や時短勤務を希望するのは再就職に不利?お悩みに答えます
一般的に、採用担当者が見ているのは、「自社で求める人材像とマッチするか、活躍できる人か」という点です。それを踏まえて、皆さんの不安ポイントへの対応について説明します。
ブランク
会社のニーズとあなたの能力がマッチしていたら、ブランクはさほど問題にはなりません。
仮に3年以上の長期ブランクの場合、休職した理由を簡潔に示しましょう。また、ブランク中の経験も積極的にアピールして、働く意欲を示しましょう。
時短
就職の際、時短の希望だけを伝えるのではなく、時短の中でも「自分が提供できる価値」を示すことが重要です。
企業に採用したいと思わせる、あなたの強みをしっかりと伝えましょう。
採用担当者の求めるもの=マッチするポイントをよく調べて、過去の職務経歴、ブランク中の経験や「主婦スキル」をアピールしていきましょう。
また、応募の際は、正社員だけではなくパート等も含めて、選択肢を広く持つことをお勧めします。条件にこだわりすぎると、思ったような求人がないときに、心が折れてしまいます…これだけは譲れないという点以外は、柔軟な視点でお仕事を探すといいでしょう。
今の求人市場ってどうなっている?ほかの求職者と差をつけるには?
求人市場について
主婦・主夫の方向け求人情報を提供している、しゅふJOBによると、同社会員数、取引社数は年々増加傾向にあります。
![しゅふJOB 利用者増加 表](https://www.mizuho-bp.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/06/eba52ab5ac729f68b0cb6cafc56f9bd3.png)
▼【しゅふJOB】みずほ銀行パート社員募集ページはこちら(勤務地東京特集)
足元までの全体的な有効求人倍率も見てみましょう。
![グラフ「有効求人倍率の年度推移」](https://www.mizuho-bp.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/09/image-1.png)
出典:厚生労働省 一般職業紹介状況
※有効求人倍率=有効求人数を有効求職者数で割って算出。一般的に高い方が仕事は探しやすい・就職しやすい
2018年をピークに2020年に大きく下落しています。しゅふJOBデータとの連関は見られませんが、2021年に持ち直し、足元までに徐々に有効求人倍率が伸びてきていることが分かりますね。
有利に再就職を進めるための準備
「求人市場も割といいみたいだし、復職を考えてみようかな。でも、求職する人が多いとなると、もっと強みを持って、より有利に再就職に臨みたい。資格を持っておきたい。勉強したい」という方は、大学のビジネスプログラムや自治体の職業訓練の活用を検討してみてはいかがでしょう。
大学の短期集中ビジネスプログラム
ビジネス英語をはじめとした、就職に有利な資格や講座を受けることができます。
夜間・オンライン授業もあるので、半年間集中で「毎日この時間だけ勉強する!」と決めて取り組んでみるのもいいかもしれません。
自治体による職業訓練
自治体が提供する職業訓練では、再就職をサポートする制度が多数あります。中には、再就職を目指す女性向けコースと限定しているものや、託児サービス付きの講座もあります。
基本的には無料(教科書代等は実費)で、事務スキルの基本や人気の資格も学べる、大変お得な制度です。
何から始める?再就職までの4つのステップ
STEP1:自己分析
「私が仕事を選ぶ基準はなんだろう」「面接ではどういう自己PRができるかな」
実際に再就職する上で、物事を選ぶときの軸となる「自分の考え」を整理しましょう。
![表「自己分析する際のポイント」](https://www.mizuho-bp.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/09/image-2.png)
自己分析ができれば、志望動機が明確になります。志望動機の考え方については、こちらの記事でも紹介しています。
STEP2:求人サイトに登録
やりたいことが見えてきたら、実際に求人サイトに登録してみましょう。
求人サイトはそれぞれ対象とする求職者によって、紹介する会社の種類や業務内容が異なります。
みずほビジネスパートナーは、主婦の方にお勧めの企業を多数ご用意しています。
みずほビジネスパートナーでお仕事を探すメリット
求職者へのきめ細かい対応が可能
履歴書の志望動機やアピールできる職歴書の書き方をアドバイス!
求人企業の了解がとれた場合は、企業との面談にビジネスパートナーが同行・同席するケースも!
銀行子会社の紹介という信頼感、安心感
ご紹介企業はみずほグループやお取引先が中心!
STEP3:履歴書・職務経歴書の書き方
就職サイトへの登録後、いよいよ企業にエントリーします。
履歴書・職務経歴書の具体的な書き方はこちらで説明しています。
職務経歴書の書き方ポイントはこちらの記事で紹介しています。
STEP4:いざ面接へ
書類選考が通ったら面接です。求人サイトのエージェントとも相談して、面接対策を行いましょう。
みずほビジネスパートナーでは、面接でアピールすべきスキルや経験、特性などもしっかりとアドバイスします。不安なことがあればぜひご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
しばらくお仕事から離れていると、再就職を考えるときに不安になってしまいますよね。
でも、主婦の経験を持つ、あなたならではの「主婦スキル」があります。その経験はお仕事で必ず役に立ちます。「そんなのみんなできることだよ」と思わないで大丈夫です。主婦スキルを身に付けている自分に自信を持って、まずは一歩踏み出してみてください。
みずほビジネスパートナーは、あなたの不安に寄り添い、丁寧にサポートを行います。ぜひ登録を検討してみてください!