お仕事コンシェルジュ

コラム
アップデート、働くわたし

みんなはどうしてる?働くママのリアルな1日スケジュール|パートナーとの家事分担や自分時間の作り方

子育てしながら働くことを考えると、どうしても不安に思ってしまうのが「時間」の問題。

今までの生活からどんなことが変わるのか、となかなか想像がつかない方にむけて、今回はコラムメンバーの平日スケジュールを公開。メンバーたちの家庭と仕事の両立ポイントもお伝えします。


▼コラムメンバー紹介はこちらの記事をご覧ください)

働き方別1日スケジュールをご紹介

働くスタイルや子どもの年齢もちがうメンバーたち。「自分時間」は確保できているのか、聞いてみました。

時短勤務者|せき(年中・小3ママ)

職場の異動で通勤時間が倍増。その時間を自分時間として活用中!

スケジュール ★は自分時間

  5:30 起床 ★、朝食準備
  6:45 朝食
  7:30 保育園へ
  7:50 小学校登校
  8:00 通勤 ★
  9:15 勤務開始
 17:00 勤務終了、退社 ★
 18:15 保育園お迎え
 18:30 帰宅、夕食準備
 19:00 夕食
 20:00 お風呂
 21:30 寝かしつけ
 22:00 就寝

Q : 自分時間はありますか?
  • 平日は早起きできた朝の1時間。ランニングや読書の時間としています。
  • 片道約1時間の通勤時間は、好きな音楽を聴いたり、情報収集として気になるものはメモしています
  • 金曜夜は家族で「好きなこと曜日」として制定しています。子どもも自分も好きなことをする時間でリフレッシュの時間です。

フルタイム勤務で在宅勤務中心|まつうら(2歳・年中ママ)

在宅勤務日は通勤時間=仕事時間に。細切れ家事で子ども帰宅後に備える生活。

スケジュール ★は自分時間

  6:50 起床、保育園準備
  7:00 朝食(準備は夫担当)
  7:30 洗濯
  8:00 保育園へ(朝の送りは夫担当) / 在宅勤務準備
  8:10 勤務開始
 17:30 勤務終了、夕食準備①
 18:00 保育園お迎え
 18:30 子どもとお風呂
 19:30 夕食準備②
 20:00 夕食
 21:30 寝かしつけ
 22:00 夕食片付け(食洗機セットは夫担当)、フリータイム ★
 23:00 就寝

Q : 自分時間はありますか?
  • 平日は、なかなか自分時間がとれないです。
    子どもたちが早めに就寝したらラッキータイム!
    YouTubeやテレビをみてぼーっとする時間にしています。
  • 日曜の午前中でオンラインヨガの時間を確保。
    自宅で出来ることはもちろん、子どもの乱入もOKなので、
    いまの自分の環境にはぴったりの習い事です。

出社中心のフルタイム勤務|たけなか(3歳ママ)

朝の子どものお世話は夫にお任せ。役割を明確化すると各自の熟練度があがってスピードアップ!

スケジュール ★は自分時間

6:30 起床
  7:20 通勤 ★
  7:30 子ども朝食(夫担当)
  7:50 勤務開始
  8:30 子ども保育園へ(夫担当)
 17:45 勤務一時退社 ★
 18:10 保育園お迎え
 18:45 夕食準備
 19:00 子どもとお風呂
 19:30 夕食
 20:00 在宅にて勤務再開
 22:00 業務終了、洗濯
 23:00 保育園準備、フリータイム ★
 24:00 就寝

Q : 自分時間はありますか?
  • 平日は、毎日通勤時間と寝る前が自分時間です。
    通勤時は行き帰りで、やることを変えています。
    朝は自己啓発オンライン授業、帰りは好きな音楽を聴きながらの情報収集。自己啓発はまとまった時間はとれなくても、毎日の積み重ねで時間を捻出しています。
  • 休日は、子どものお昼寝中や習い事中の数時間を自分時間に。習い事の待ち時間では、カフェで読書していますが、短い時間でも環境が変わるだけでリフレッシュになっています。

実体験で語る、両立するための4つのポイント

家事と仕事を両立するため、コラムメンバーが意識している4つのポイントをご紹介します。

1.家事は「チーム」をつくって家族で分担

家族で「チーム」をつくって家事分担をしましょう。パートナーと家事・育児の役割を明確にすることも大切ですが、子どもだって家族の一員。成長に合わせて“お手伝い”をしてもらうこともできます。(ちなみにメンバーの家庭では「おこづかい制」でお手伝いをお願いしています)また、近くにサポートしてもらえる人がいたら是非「チーム」に加わってもらいましょう。一人で抱えずに分担することがポイントです。

2.時短アイテムの活用

食洗機や自動調理なべなど、全部をそろえるのは難しくても「これ」というものをお助けアイテムとして導入中。
日々の食材の買い出しもネットスーパーや宅配サービスを活用することで、天気に左右されず、事前の献立決めにも役立つメリットもあります。

3.完璧を目指さない、無理をしない

家事も仕事も毎日続くことだからこそ無理をしないことが一番。どちらも完璧を目指して無理をしては、あなたの身体が心配です。自分や家族がストレスをためない程度の家事がどの程度のものなのか、また仕事スタイルも、時短勤務や在宅勤務などが活用できるかなど心地よいバランスを確認してみましょう。

4.自分時間を作ろう

家族も大事だけれど、何にも邪魔されない「自分時間」は、明日以降も頑張るための充電時間としてとっても大切なこと。在宅で仕事できる環境の方は、仕事道具は目に留まらないところへしまって仕事モードをオフに切り替えましょう。まとまった時間はとれなくても日々の隙間時間でできることがあるかもしれません。

さいごに

いかがでしたか?家族構成も働き方もそれぞれなので、スケジュールも全く違いますね。こちらはあくまで一例ですので、それぞれのご家庭のスタイルに合わせ、両立しやすい環境とオリジナルの「チーム」を作ってみてください。

次の記事では、自分時間の使い方として<リフレッシュやリラックス方法>についてご紹介します。
そちらも是非ご覧ください。

関連記事

コラム|アップデート、働くわたし

働き方を考えよう。テレワークと在宅勤務の違いはなに?

働き方改革やコロナ禍の影響もあり、この数年で、自宅で仕事をするという働き方も浸透してきました。このように自宅で仕事をすることは「在宅勤務」や「テレワーク」と呼ばれていますが双方に違いはあるのでしょうか。今回は、両者の違いや同様に使われることの多い「リモートワーク」についての説明と、自宅で仕事をするにあたっての特徴をご紹介します。テレワークとは?在宅勤務やリモートワークとのちがいは?テレワークとは、「情報通信技術(ICT)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」をいいます。ICTはInformationandCommunicationTechnologyのこと。働き方の区分としては・在宅勤務・サテライトオフィス・モバイルワークの3つにわけられます。つまり、在宅勤務は、テレワークの一種です。リモートワークとは何が違う?結論としては、テレワークもリモートワークも同じことを言います。細かくみると、テレワークは上述のとおり、ICTを利用するという定義があるものの、リモートワークにはそのような定義はありません。また、テレワークという言葉については自治体などを中心に使用されることが多いです。テレワークの働き方についてテレワークはどの働き方においても共通した特徴があります。・通勤時間を短縮したりと効率的に利用できる・ライフワークバランスをかなえることができる・勤務とプライベートの境界線があいまいになる・コミュニケーション不足になる・セキュリティの関係上、テレワークの場所に制約がある場合があるそれぞれの働き方区分についても詳しく説明していきます。在宅勤務自宅を就業場所として働く方法です。また、企業によっては「部分在宅勤務(部分利用)」を導入しています。一部の時間だけ在宅勤務をするという働き方ができるというものです。サテライトオフィス勤務本来のオフィスとは別の場所をオフィスとして働く方法です。自社グループの別オフィスに通勤するスタイルや、シェアオフィスやコワーキングスペースのように複数企業や個人で共有するスタイルもあります。モバイルワーク上記ふたつに比べるとあまり耳なじみのないモバイルワークですが、移動中の交通機関・カフェ・ホテル・空港などで働く方法です。モバイル端末(スマートフォンやタブレット・モバイルPC)を利用して働く方法です。最近では、新幹線でもビジネスパーソンむけの車両を用意した座席販売も始まりました。テレワークはいまでも導入されているのかテレワーク自体はコロナ禍前から働き方改革の一環として推奨されていました。そして、みなさんご認識のあるとおり、コロナ禍で急激にテレワークが進みました。テレワークはいまでも導入されているのか。答えは、企業・職場によります。企業として制度はあっても、コロナ禍以降は実際の利用者割合が減少していることも資料から読み解くことができます。テレワークの実態推移参考:国土交通省令和4年度テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)もし、仕事を探す中でテレワーク利用を検討されている方は、制度の有無に加えて、実際の利用者や希望する職場での活用割合、そして会社としてのテレワーク活用の方針(出社前提かテレワーク推奨しているか)なども面談などで質問いただくとよいでしょう。実際のテレワーク(在宅勤務)の活用事例筆者は、「在宅勤務制度」を利用しているひとり。コロナ禍での妊娠中より制度活用をはじめ、育児休暇から復帰し3年経ったいまも積極的に制度活用をしています。気になる実態に関して、「利用者」の声としてわたしのケースをお伝えします。◆在宅勤務の頻度は?現在は週の半分以上は在宅で勤務しています。オフィスへの出社については、その時に抱えている業務との兼ね合いにもよりますが、平均的にみると週1程度です。曜日などは特定せずフレキシブルに出社日を決めています。職場全員の出社・在宅の予定が閲覧可能になっているので、自分以外のメンバーがいつ出社するのかも確認が可能です。出社した日は対面での打ち合わせを組んだり、職場の人とランチにいったりと人と直接話す機会を多く設けるように意識しています。◆周囲の在宅勤務の活用状況は?まさに職場によって様々、人によって様々です。わたしの職場においては、週2・3日は出社している方が多いですが、毎日出社している方もいます。(やや悪天候の日などは出社率が低くなる傾向にあります…笑)◆在宅勤務でもコミュニケーションはとれる?日頃業務上で接点が多い方とは、電話・メール・チャット・オンライン会議などを用いてコンタクトがとれるので業務としては滞りなくできるのですが、それ以外の方とのコミュニケーションはかなり難しいです。オンライン会議も複数集まると音声が被ってしまうことやちょっとしたタイムラグが発生することもありスムーズにいかないこともあります。業務に関係しない趣味・子育て・テレビで観た気になるお店などなど「わざわざ電話やメールするほどではないけれど」というような話は、出社するからこそできるテーマであり、職場の方の人柄などを知るきっかけにもなっています。働き方を考えることは仕事さがしのポイントの一つ今回は、テレワークを中心に働き方のご紹介をしましたが、職種によってはテレワーク利用が難しい場合があります。テレワークができない職種においても「フレックスタイム制」や「時差勤務」などを取り入れていることもあります。・どのような仕事をやりたいのか・どのように働いてみたいのかなど、仕事さがしの軸となるポイントがはっきりすると今後の働き方を考えるヒントになります。仕事さがしのポイントについては別記事をぜひご覧ください。【主婦/主夫の復職・再就職】仕事の選び方・仕事選びの軸6選

コラム|アップデート、働くわたし

子育てのお助け家電ってなに?仕事との両立者によるリアル利用術をご紹介

家電の「三種の神器(じんぎ)」というワードをご存じですか。いまや日々進化を遂げている家電製品。今回は、子育てと仕事を両立する人たちにとっての必需品となっている家電製品やその使い方をご紹介します。「三種の神器」の変遷「三種の神器(じんぎ)」とは皇位とともに歴代の天皇に伝わる宝物のことで、鏡(かがみ)・剣(つるぎ)・曲玉(まがたま)のことを言います。第二次世界大戦後の日本において、人々の生活や消費を支える憧れのアイテムとして登場した電化製品3種がそれになぞらえて家電の「三種の神器」と呼ばれるようになりました。時代とともに進化してきた電化製品。「三種の神器」のラインナップも少しずつ変化がみられます。どのような変化があったのかをご紹介します。第二次世界大戦後(1950年代後半):初代「三種の神器」白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫。なかったことが不思議なくらい、現在では一般家庭に浸透している家電です。高度成長期(1960年代):「三種の神器」3Cこの時代の三種は、カラーテレビ・クーラー・自動車の3つ。英語にするとすべて頭文字にCが付く(colorTV,car,cooler)ことから「3C」と呼ばれていました。カラーテレビは1964年開催の東京オリンピックを機に徐々に普及していったといわれています。令和時代:「新・三種の神器」そして現在における「三種の神器」は、ロボット掃除機・全自動洗濯乾燥機・食器洗い機といわれています。子育て両立パパ・ママにアンケート!「新・三種の神器」を使っていますか?「三種の神器」をおさらいしましたが、実際はどのくらいの家庭で「新・三種の神器」が利用されているのでしょうか。今回、子育てと仕事を両立している、<みずほ>で働くパパ・ママにアンケートを実施。約60名から回答をいただきました。<みずほ>の子育てパパ・ママの「新・三種の神器」利用のアンケート結果三種すべてを活用中と回答した方は全体の27.9%、その一部を活用中と回答した方は63.9%と、トータル約92%の家庭で「新・三種の神器」をひとつ以上活用していることが分かりました。特にロボット掃除機の活用方法については、さまざまなコメントをいただきました。「ロボット掃除機いくよー」というと小学生の子ども達も片付けを手伝ってくれます軽く掃除したいときはコードレス掃除機、就寝時にはロボット掃除機と使い分けをしています1階・2階で2台持ちしています。なくてはならない存在です。稼働させていると、1歳の子どもがいたずらで止めてしまうことが多々あり、プラスα家電のスマートスピーカーと紐づけて口頭指示で動かせるようにしました床の障害物が多く購入していないという声もありましたが、家具を新調・買い替えるタイミングにおいて、ロボット掃除機が使えるかどうかを基準にえらび購入にいたるケースもあるようです。いまの生活環境やスタイルに合わせて導入検討・購入されていることが分かりました。「新・三種の神器」だけじゃない!その他にも欠かせない生活家電アンケートでは「新・三種の神器」にプラスして導入している家電についても聞いてみました。もしかすると、次世代の「三種の神器」になるかも?回答いただいたコメントの一部をご紹介します。自動調理なべ自動調理なべは、食材・調味料を入れて設定したメニューが作られるというもの。「興味はあるものの置き場所などの問題からまだ導入していない」という声も複数ありましたが、実際に利用されている方の声もいただきました。調理家電は我が家の必需品です。月曜日の夜ごはんの献立はクリームシチューと決めて18時に予約セットをして出勤していますメニューを考えるのも実は大変なお仕事。献立や曜日をきめた利用というのも工夫がみられますね。スマートスピーカースマートスピーカーとは、インターネットと接続をし、音声認識・操作が可能なAIアシスタント搭載のスピーカーのこと。ロボット掃除機との紐づけて利用しています。声で操作できるのは助かっています。ちょっとしたアラームや天気をきいたり、子どもからの質問に答えてくれてたり、と重宝しています。筆者の自宅でもスマートスピーカーは大活躍。子ども(年長)が自ら天気を聞き、気温にあわせて自分で半袖・長袖の選択をしお着替えできるようになりました。子どもにとっては「自分で出来た」という気持ちが高まり、親にとっても朝のバタバタを助けてくれる大切な存在です。水拭きロボット水拭きロボットは、その名のとおり床の拭き掃除をしてくれるロボット掃除機の一種です。水拭きだけでなく乾拭きもできます。いまでは、ロボット掃除機と同一機体として水拭き機能が搭載されている製品も販売されています。我が家はロボット掃除機とペアで利用しています。子どもがハイハイしていた時期によだれも多く…サブスクリプション(サブスク)利用で一時利用したうえで購入決意しました。水拭きされるとぴかぴかで気分がよくなります!実際につかってみないと家庭にあうのかどうかわからないものです。手軽に数週間お試しするサブスクリプションサービスを利用してから購入検討するのも工夫のひとつですね。さいごに次々と出てくるアイディア家電。一度手にすると手放せない子育てと仕事の両立の相棒です。家電だけじゃない、両立のノウハウ今回は家電というテーマでアンケートをとりましたが、「新・三種の神器」家電が未導入な方、プラスα家電は未導入という方からも現在どのように時間をやりくりしているのか、ノウハウを伺いました。自動調理なべはないけれど、冷凍野菜や水にさらすだけのうどんなどの時短食材やミールキット・宅配スーパーなどを活用しています今のところは三種の家電はすべて未導入…その分家族全員で役割分担して家事を回しています。(掃除・洗濯担当は夫、食器洗いの担当は妻)以前の記事でもご紹介したとおり、家事や育児分担は「各家庭でのベストバランス」があるもの。働くママたち、どうしてる?家事・育児のリアルな分担、工夫をご紹介!「完璧を求めない」「無理しすぎない」という価値観も取り入れながら、ご自身のいまの状態や夫婦・パートナーとの役割負担も振り返りながら、必要に応じて家電をつかって子育てと仕事の両立を“お助け”してもらうということも検討してみてはいかがでしょうか。(記事担当:まつうら)▼メンバー紹介はこちらの記事もご覧ください「コラム|アップデート、働くわたし」のメンバーが変わります

コラム|アップデート、働くわたし

「コラム|アップデート、働くわたし」のメンバーが変わります

コラムメンバーが変わりますこんにちは、みずほビジネスパートナーです。「コラム|アップデート、働くわたし」では2022年から「働くことの魅力」や「働く上での漠然とした不安解消のヒント」などを発信中。そして、この度コラムメンバーが交代となります。メンバーは変わりますが、「女性を元気にしたい」という共通の思いは変わりません。よりお役に立てるよう、情報発信をつづけていきます。よろしくお願いします。▼コラム開始当初の記事はこちら「コラム|アップデート、働くわたし」はじまります2023年度コラムメンバー紹介わたしをアップデート「アップデート」以前の自分よりすこし成長した自分になること。いまのわたし、1年前からどんな風にアップデートしただろう。1年後、2年後、そして10年後、どんなわたしになっているだろう。未来の自分のために踏み出す一歩。自分のペースで、いまできる方法で“働くわたし”へとアップデートしてみませんか。コラムメンバー紹介2023年度のコラムメンバーは2人。働きながら子育てする両立者でもあります。子どもの成長にあわせ日々の悩みも変わるもの。様々な角度から仕事と育児の両立についての情報発信を目指します。もり小学2年生と保育園年長の2歳差姉妹・夫の4人暮らし。現在は9時半~16時半の時短勤務。小学校生活も2年目となり、親子ともに生活スタイルに慣れてきたが、長期休暇の過ごし方についてはまだまだ模索中。「わたし自身、家庭と仕事の両立に日々試行錯誤しています。同じように色々悩んだり立ち止まったりしている方の気持ちが少しでも軽くなったり、何かを始めるきっかけとなるような記事を発信していければと思います。」まつうら保育園に通う3歳差兄妹・夫との4人暮らし。現在はフルタイム勤務をしているが、来年は長男の小学校入学を控えているため、働き方や生活スタイルもかわるのかなと漠然な不安も抱え中。「昨年に引き続きコラムメンバーを担当します。家族との生活を大切にしつつ、”自分のため”の時間の作り方や過ごし方について、すこしでも考えてみるきっかけとなる情報をお届けしていきたいと思います。」

コラム|アップデート、働くわたし

復職前にやってよかった・やればよかったこと、おすすめ5選!

産休・育休からお仕事に復帰された方、復帰する前に「やってよかった!」「やればよかった…」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか?筆者は育休中の早々に仕事に復帰しましたが、今更ながら「やればよかった…」がたくさんあります。これから産休に入るママさん、育休に入るママさんパパさんに、先輩ママさんたちの「やってよかった!」「やればよかった…」をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください! やってよかった・やればよかった5選誰かの「やってよかった!」は誰かの「やればよかった…」です。両方の観点から、先輩ママさんたちの実例や意見を交えながら、おすすめ5選をご紹介します。1)子どもとお出かけ子供と映画。子連れOKの時間もあるので、多少子供が泣いてもお互い様と割り切れる子供と一緒にママ友とホテルのアフタヌーンティー旅行!土日だと混みあってしまい、中々気軽にできないお出かけを育休中の平日に!(土日休みのお仕事の場合)平日限定のお得なサービスをもっと活用すればよかった出産後にコロナが直撃したため、なかなかお出かけできず。本当は旅行もしたかった現在はコロナもだいぶ落ち着いてきたので、これからお子さんと一緒に様々な体験ができるといいですね!2)自己啓発通信教育で「ペン字」夜間大学の通学。働くママが短期間でスキルアップできるのでお勧め整理収納アドバイザーの資格取得資格の勉強や通信教育などを育児の合間に行い、能力アップ!仕事に関係するスキルだけではなく、家事スキルも上げることで、日々の時短やQOL向上に繋がったという声も。(事前にわかっていれば)復職先の部署の業務に関係する書籍の通読、資格取得筆者の周りのママさんたちの中には育児の合間にも勉強したり資格を取得したりと、精力的に活動している方も!一方、筆者自身は、ほとんど勉強する間もなく復帰しました…。育児は想定外なことの連続で、勉強する時間を取るのも一苦労ですよね。一方で、仕事と育児を両立し始めたら、まとまった時間を取って勉強することがもっともっと難しくなります。個人的には少し育児に慣れたところで、勉強しておけばよかったなと後悔しています。。当然ご家庭によって状況が違うので、優先順位を決めながら、できることから取り組んでいけるといいですね。3)体力づくり、生活リズムづくりオンラインヨガ。復帰してからも週1でヨガを継続!子どもが小さいうちは、外で運動するのも難しいので、お家でできるエクササイズで気分もリフレッシュ!復帰後の規則正しい生活を想定した早寝早起き通勤ラッシュに耐えられる体力づくり。思ったよりも体力が落ちていて、最初のうちは通勤がつらかった・・・育休中も日々育児と家事で体は動かしているのですが、通勤となるとまた違う負荷がかかりますよね。。コロナを契機にオンラインエクササイズのサービスも増えました。これらも活用すれば、復帰までの体力づくりもしやすくなるのではないでしょうか。4)家事の分担整理、家事・育児効率化時短家電の購入:乾燥機能付き洗濯機、自動調理器、食洗器、ロボット掃除機等外部サービス利用準備:定期食材購買サービス契約、家事代行・シッター利用、病児保育利用の申し込み配偶者と復帰後の家事分担の話し合い何も決めずに復帰してしまうと、どちらかに家事負担が寄ることも送り迎え、保育園準備、保育園呼び出し時の対応、発熱時の対応、平日・休日の家事分担など、細かいところまで決められることは決めておく例えば、時短をとる方に家事が寄ってしまうケースも散見されます。時短ではなくとも片方が激務の場合はどうしてももう片方の家事・育児負担が重くなったりします。どうしても苦しいとき、できないときは周囲の力や、外部サービスを利用することもできます。復職前に家族でシミュレーションしてもいいかもしれませんね。5)自己分析。自分を見つめなおす時間を持つ復職した先輩ママと話すことで不安解消。みんな共通の悩みを持ち、それを乗り越えているので、参考になることが多い復帰した後のイメージを描いておくどういう働き方をしたいか(バリバリやりたいか、プライベート重視か、バランス型か)、何のために働くのか、長期的なキャリアなどを自分の中で整理働き方への迷いが緩和されるほか、家族と共有することで仕事・家事・育児へのスタンスに不一致が生じなくなる先人たちの経験は参考になることが多いので、復帰後のマインドセットに繋がるかもしれませんね。産休・育休のタイミングは、自分自身の仕事の仕方やキャリア形成について改めて考える、いいきっかけになります。番外編:物事の整理おすすめ5選以外のポイントで、コラムメンバーのママたちのやってよかった・やればよかったをご紹介します。せき(年中・小学生ママ)ものを減らす:持ち物を減らすことで管理の手間が減り、家事の効率化にもつながりました写真の整理:まとまって整理する時間を取ることができないので、やればよかった…まつうら(2歳・年中ママ)使っていないカードの解約や保険の見直しなどの事務作業。時間があるうちにまとめてやっておくと後々楽です。さいごにいかがでしたでしょうか?産休・育休中は、就業中とはまた違った時間の流れ方ですよね。子どもとずっと一緒にいれる貴重な時間です。一方、再び仕事に復帰する前にやっておきたいことがあれば、思い切ってこの期間に行動してみてはいかがでしょう。みずほビジネスパートナーでは、主婦/主夫の方にお勧めの企業を多数ご用意しています。産休中・育休中の方に限らず、ライフスタイルの変化に合わせてお仕事を変えたい・探してみたいと思ったら、ぜひ具体的なお仕事内容もご確認ください。

コラム|アップデート、働くわたし

働くママたち、どうしてる?家事・育児のリアルな分担、工夫をご紹介!

もうすぐ春。春は環境が変わったり、新生活がはじまったり、変化の多い季節ですよね。今回は、コラムメンバーや働くパパ・ママの声から、家事・育児の分担や工夫をご紹介いたします。生活スタイルが変わる方も、忙しい毎日を送っている方も、ご家庭での分担を考えるきっかけやヒントになれば幸いです。▼コラムメンバー紹介はこちらの記事をご覧ください「コラム|アップデート、働くわたし」はじまります家事・育児分担どうしてる?終わりなき家事と育児。皆さんはご家庭でどのように分担されていますか?仕事に復職したり、子どもの送迎、お弁当作りがはじまったり、職場の異動で、環境や働き方が変わったり。何か変化があったときは、今までのやり方を見直すチャンスかもしれません。ご家庭のスタイルが決まっていると、最初は変えるのが難しく感じますが、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。話す前に、今の状況を書き出してみると、新しいやり方や工夫、解決策を考えるきっかけになることも。家事でいえば、掃除、洗濯、日々のごはん(朝昼晩)。細かくわけると、食器洗い、ごみ捨て、アイロンがけ…数えきれない家事がたくさん。育児は年齢によっても様々ですが、送迎、お弁当、学校関係…子どもが小さいうちはとくに、身の回りのお世話、お風呂、寝かしつけ…書き出したらきりがないほどたくさんありますよね。働くことを選んだとき、家事も育児も、今まで通り全部同じようにやろうとしても難しい。時間も足りない、自分も大変、家族にも笑顔でいられない、毎日疲れて、なんのために働くのだろう・・・・となってしまうかもしれません。ワンオペで頑張りすぎていた時、そんなことがありました。そうなるまえに、手放すこと、手を借りること、声をあげてみることを考えてみませんか。みんなの分担どうしてる?家事編みんなの分担教えて?コラムメンバーや働くママたちへ、それぞれの分担の仕方を聞いてみました。コラムメンバー/まつうら(2歳・年中ママ)\夫婦でバランスよく協力派/掃除全般:家電もフル活用・平日(どちらかが出社時)+休日お出かけ時⇒お掃除ロボット+床拭きロボット・気になったところは、ハンディ掃除機(各自)。掃除機は気づいた人がやる。(トイレはなかなか気づいてくれないからほぼわたし。)お風呂掃除:最後にお風呂を出た人(ほぼ夫)・風呂沸かしは長男のお手伝い項目なので頼むとやってくれますゴミ:夫洗濯:わたし(夫のものは、自身で)・そのまま掛けてしまえる様にハンガー多め朝ごはん:夫・メニューの統一化(パン・フルーツ・ヨーグルト+コーヒー)夜ごはん:わたし皿洗い(食洗器回す)のは夫・休日は夫に頼むことも(ただ一品しかつくらないので結局わたしも何か作ります)その他・長男もお手伝い。妹のおむつスタンプ、妹の着替え、お皿運び等。・自分以外の人のためになることやったらOKコラムメンバー/たけなか(3歳ママ)\仕事の繁忙に合わせて夫婦で柔軟派/掃除全般:わたし・夫がなかなか自主的に掃除しないので、「〇〇だけは、お願い」と、自分がやりたくないところだけピンポイントでお願いするお風呂掃除:わたしゴミ:わたし・各部屋のごみ箱を袋にまとめ、朝は送迎がない私が出す洗濯:わたし朝ごはん:夫(子供の分だけ)夜ごはん:夫(買い物・皿洗い含)・(ほかの家事を何もしなくていいという免罪符になっている気もする)コラムメンバー/せき(年中・小学生ママ)\夫の在宅有無が家事分担のカギを握る派/掃除全般:平日は在宅の人週末はできる人がやる(トイレはわたし)ゴミ:夫・以前は、私がまとめたごみを出してくれていたが、最近まとめるところからしてくれるように!お風呂掃除:夫(細かい汚れはわたしと次男)洗濯:洗濯回す→わたし/干す→平日夫、週末わたし・乾いた洗濯ものは各自のボックスを用意。・子どもたちも自分のものは自分でしまう方式朝ごはん:わたし夜ごはん:わたし(夫在宅時余裕がある日は用意してくれることも)その他:夫が出張で不在になると負担感倍増…みんなの分担どうしてる?育児編現在、幼児~小学生のママでもあるコラムメンバーから、リアルな育児分担をご紹介。育児の分担どうしてる?コラムメンバー/まつうら(2歳・年中ママ)送迎   :朝→夫、夕→わたし(母)・夫はフレックスで朝は余裕あり。私…朝はやめ出社にすることで、お迎え担当習い事  :平日→送迎ともに私休日→基本夫(休日の習い事の付き添いは長男ご指名制。)お風呂:基本、わたし。・平日、在宅で仕事を中抜けできるときは夫。寝かしつけ:夫・いつの間にか父子3:わたし1で分かれて寝ています。夫、大概そのまま寝落ち(私の自由時間)園準備:年中→自分で上履き洗い(仕上げは一緒にお風呂に入った大人)2歳→わたし・2歳は連絡帳にコメント(主にこんなことがあったよという日記レベル)を書く必要があるため、前日夜に子どもの世話をしていた方が記入する役割分担園行事:大体の園イベントは平日でも夫婦で参加。平日の懇談会などはわたしが担当。コラムメンバー/たけなか(3歳ママ)送迎  :朝・夕で分担朝→夫(父)夕→わたし(母)・繁忙期は朝夕当番を交代し、柔軟な体制に習い事  :送迎は夫(習い事は休日のみ)お風呂  :基本わたし・一人で入りたいときは夫に交代寝かしつけ:特にせず、自然体で寝かせているので担当なし園準備:基本わたし・夫の家事負担が少ないと感じたら準備せず任せることも園行事:繁忙に応じて。休日のイベントは夫婦で参加。平日のイベント(懇談会)は仕事の状況に応じて。でもなるべく交代になるように調整その他:保育園関係書類、子供の健診、予防接種、家計管理はすべてわたし。・不公平感はあるが、今後習い事を増やしたら送迎をすべて夫にする予定です。コラムメンバー/せき(年中・小学生ママ)・送迎:保育園送迎は朝・夕ともにわたし。・夫が在宅の日はお迎えのみお願いすることも。習い事:送迎は夫メイン。次男の習い事は未定。お風呂:主にわたし(小学生は一人で)・週末は夫(にお願いしたいのが本音だが、こどもから指名制)寝かしつけ:わたし(絶対)園・学校準備:小学生は自分で(宿題〇つけのみわたし)。年中はわたし園・学校行事:基本わたし他にも、こんな分担方法も!こんな分担しているという声もありました。時間でわける朝/夕曜日でわける平日/休日得意・不得意でわける仕事の繁忙期に柔軟に対応こどもにも手伝ってもらう状況の変化で分担を見直したという声も。復職後、徐々に母のワンオペから分担へシフト在宅勤務を機に、分担を洗い出しこどもの学校のリズムの変化で見直し本当はもっとこうしたい…という気持ちがあれば、話し合うことで解決の糸口が見つかるかもしれません。みなさんの分担はいかがですか?まとめ家族にとってベストなバランスを。数十年前と比べると、共働き家庭も増え、働き方も多様化し、家事や育児の分担も大きくかわっているのではないでしょうか。今回聞いた、家事・育児の分担についても各家庭でもまったく違いました。家庭内でも、夫婦やパートナーとの価値観や考え方も違ってあたりまえ。自分や家族にとって、お互いに無理なく、どちらかに負担が偏りすぎていないか話し合い、協力しながらいいバランスを見つけていくことが大切なようです。完璧を求めない。相手への感謝を忘れない。無理しすぎない。話し合う。時には手抜きも悪くない 。時代の変化とともに、あたりまえだと思っていた価値観も見直してみるといいかもしれません。そして、家族にとってのベストなバランスは状況やその時々によって変わるもの。便利な家電を取り入れたり、こどもにも協力してもらったり、その時々に合わせて、ご家庭ごとのよいバランスを見直していきたいですね。▼関連記事どうする!?イヤイヤ期・反抗期の子どものコミュニケーション&親のイライラ対処法