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子育てのお助け家電ってなに?仕事との両立者によるリアル利用術をご紹介

家電の「三種の神器(じんぎ)」というワードをご存じですか。

いまや日々進化を遂げている家電製品。今回は、子育てと仕事を両立する人たちにとっての必需品となっている家電製品やその使い方をご紹介します。

目次

  1. 「三種の神器」の変遷
  2. 子育て両立パパ・ママにアンケート!「新・三種の神器」を使っていますか?
  3. 「新・三種の神器」だけじゃない!その他にも欠かせない生活家電
  4. さいごに

「三種の神器」の変遷

「三種の神器(じんぎ)」とは皇位とともに歴代の天皇に伝わる宝物のことで、鏡(かがみ)・剣(つるぎ)・曲玉(まがたま)のことを言います。

第二次世界大戦後の日本において、人々の生活や消費を支える憧れのアイテムとして登場した電化製品3種がそれになぞらえて家電の「三種の神器」と呼ばれるようになりました。

時代とともに進化してきた電化製品。「三種の神器」のラインナップも少しずつ変化がみられます。どのような変化があったのかをご紹介します。

第二次世界大戦後(1950年代後半):初代「三種の神器」

白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫。なかったことが不思議なくらい、現在では一般家庭に浸透している家電です。

高度成長期(1960年代):「三種の神器」3C

この時代の三種は、カラーテレビ・クーラー・自動車の3つ。

英語にするとすべて頭文字にCが付く(color TV, car, cooler)ことから「3C」と呼ばれていました。カラーテレビは1964年開催の東京オリンピックを機に徐々に普及していったといわれています。

令和時代:「新・三種の神器」

そして現在における「三種の神器」は、ロボット掃除機・全自動洗濯乾燥機・食器洗い機といわれています。

子育て両立パパ・ママにアンケート!「新・三種の神器」を使っていますか?

「三種の神器」をおさらいしましたが、実際はどのくらいの家庭で「新・三種の神器」が利用されているのでしょうか。

今回、子育てと仕事を両立している、<みずほ>で働くパパ・ママにアンケートを実施。約60名から回答をいただきました。

<みずほ>の子育てパパ・ママの「新・三種の神器」利用のアンケート結果

円グラフ「三種の神器使用結果」

三種すべてを活用中と回答した方は全体の27.9%、その一部を活用中と回答した方は63.9%と、トータル約92%の家庭で「新・三種の神器」をひとつ以上活用していることが分かりました。

特にロボット掃除機の活用方法については、さまざまなコメントをいただきました。

  • 「ロボット掃除機いくよー」というと小学生の子ども達も片付けを手伝ってくれます
  • 軽く掃除したいときはコードレス掃除機、就寝時にはロボット掃除機と使い分けをしています
  • 1階・2階で2台持ちしています。なくてはならない存在です。
  • 稼働させていると、1歳の子どもがいたずらで止めてしまうことが多々あり、プラスα家電のスマートスピーカーと紐づけて口頭指示で動かせるようにしました

床の障害物が多く購入していないという声もありましたが、家具を新調・買い替えるタイミングにおいて、ロボット掃除機が使えるかどうかを基準にえらび購入にいたるケースもあるようです。いまの生活環境やスタイルに合わせて導入検討・購入されていることが分かりました。

「新・三種の神器」だけじゃない!その他にも欠かせない生活家電

アンケートでは「新・三種の神器」にプラスして導入している家電についても聞いてみました。

もしかすると、次世代の「三種の神器」になるかも?回答いただいたコメントの一部をご紹介します。

自動調理なべ

自動調理なべは、食材・調味料を入れて設定したメニューが作られるというもの。「興味はあるものの置き場所などの問題からまだ導入していない」という声も複数ありましたが、実際に利用されている方の声もいただきました。

  • 調理家電は我が家の必需品です。
    月曜日の夜ごはんの献立はクリームシチューと決めて18時に予約セットをして出勤しています

メニューを考えるのも実は大変なお仕事。献立や曜日をきめた利用というのも工夫がみられますね。

スマートスピーカー

スマートスピーカーとは、インターネットと接続をし、音声認識・操作が可能なAIアシスタント搭載のスピーカーのこと。

  • ロボット掃除機との紐づけて利用しています。声で操作できるのは助かっています。
  • ちょっとしたアラームや天気をきいたり、子どもからの質問に答えてくれてたり、と重宝しています。

筆者の自宅でもスマートスピーカーは大活躍。子ども(年長)が自ら天気を聞き、気温にあわせて自分で半袖・長袖の選択をしお着替えできるようになりました。子どもにとっては「自分で出来た」という気持ちが高まり、親にとっても朝のバタバタを助けてくれる大切な存在です。

水拭きロボット

水拭きロボットは、その名のとおり床の拭き掃除をしてくれるロボット掃除機の一種です。水拭きだけでなく乾拭きもできます。いまでは、ロボット掃除機と同一機体として水拭き機能が搭載されている製品も販売されています。

  • 我が家はロボット掃除機とペアで利用しています。
    子どもがハイハイしていた時期によだれも多く…サブスクリプション(サブスク)利用で一時利用したうえで購入決意しました。水拭きされるとぴかぴかで気分がよくなります!

実際につかってみないと家庭にあうのかどうかわからないものです。手軽に数週間お試しするサブスクリプションサービスを利用してから購入検討するのも工夫のひとつですね。

さいごに

次々と出てくるアイディア家電。一度手にすると手放せない子育てと仕事の両立の相棒です。

家電だけじゃない、両立のノウハウ

今回は家電というテーマでアンケートをとりましたが、「新・三種の神器」家電が未導入な方、プラスα家電は未導入という方からも現在どのように時間をやりくりしているのか、ノウハウを伺いました。

  • 自動調理なべはないけれど、冷凍野菜や水にさらすだけのうどんなどの時短食材やミールキット・宅配スーパーなどを活用しています
  • 今のところは三種の家電はすべて未導入…その分家族全員で役割分担して家事を回しています。(掃除・洗濯担当は夫、食器洗いの担当は妻

以前の記事でもご紹介したとおり、家事や育児分担は「各家庭でのベストバランス」があるもの。

「完璧を求めない」「無理しすぎない」という価値観も取り入れながら、ご自身のいまの状態や夫婦・パートナーとの役割負担も振り返りながら、必要に応じて家電をつかって子育てと仕事の両立を“お助け”してもらうということも検討してみてはいかがでしょうか。

(記事担当:まつうら)

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コラム|アップデート、働くわたし

どうする!?イヤイヤ期・反抗期の子どものコミュニケーション&親のイライラ対処法

突然ですが、みなさん家族間のコミュニケーションは意識されていますか?当たり前すぎて、なかなか意識が向かない部分かもしれません。今回のコラムのテーマは「家族のコミュニケーション」。イヤイヤ期や反抗期を迎える子どもたちとの向き合い方、自分自身の気持ちのコントロール方法など、大切な時間をより大切にする方法を一緒に考えていきましょう。コラムメンバーの子どもとの向き合い方やイライラ解消法もお伝えします。▼コラムメンバー紹介はこちらの記事をご覧ください「コラム|アップデート、働くわたし」はじまります子育て中の反抗期、いつ頃にあるの?人生のなかにおいて、反抗期は3回ある!?反抗期の子どもの特徴「反抗期」とは、一般的に「子どもが人の意見や指示に反抗することが増える時期」を意味しています。反抗期は人生のなかで2回ないしは3回あると言われています。第一次反抗期(1歳半~3歳ごろ)いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれているこの時期。自己主張と自己抑制を学ぶ期間であり「じぶんで!」と自立した行動をとりたいと表現するようになる中間反抗期(年長~小学校中学年ごろ)第一次反抗期と第二次反抗期の通過点。「ギャングエイジ」と呼ばれることもある。ギャングとは集団という意味。集団生活が始まり、家庭以外からの影響を受ける時期。ギャングエイジの行動特徴団の規則を理解して、集団活動に主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる一方、ギャングエイジとも言われるこの時期は、閉鎖的な子どもの仲間集団が発生し、付和雷同的な行動が見られる。(文部科学省HPより抜粋)3.子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題:文部科学省(mext.go.jp)第二次反抗期(小学校高学年~高校生)思春期に最も多く訪れる反抗期。身体的な変化やホルモンバランスの乱れから、乱暴な言葉づかいになったり、親を無視するなどの行動が現れる。どうする?イヤイヤ期・反抗期/子どもとのコミュニケーション・接し方、パートナーとの共有どんな時期にあっても反抗期は成長の証。そう思って温かく見守る…といってもコミュニケーションが必要なときもありますよね。それぞれの反抗期、親・保護者としてどのように対応するのがよいのでしょうか。ここではそれぞれの時期にあわせた対応法をいくつかご紹介します。お子さんの性格や環境にあわせ、対応法を組み合わせながらコミュニケーションの参考にしてみてください。1.イヤイヤ期/じぶんで!の気持ちを尊重して見守る見守る・自分でやらせる気持ちをそらす子どもの気持ちに寄り添うスキンシップをとる自我が芽生え始め、なんでもチャレンジしたい時期。自分でやりたいけれど、実際にやってみたらできなかった。その気持ちを言葉で十分に伝えられず、感情をコントロールするのが難しい時期でもあります。脳の発達にあわせ子どものイヤイヤ期は落ち着いてきます。一人で抱え込まずに誰かに話を聞いてもらったり、安心できる相手に子どもを任せ離れてみる、などガス抜きをしながら対応しましょう。コラムメンバーの対応法(たけなか3歳ママ)イヤイヤ発動しているときはしばらく放置して見守り、そのあとの愛情表現はしっかり行うようにしています。本人の気分が落ち着いたところで、こちょこちょして笑いあったりとコミュニケーションをとるように。<子どもに関するパートナーとの共有はどうしてる?>子ども本人もまだ自分の話をされても気にしていない様子なので家族団らん時に共有していますコラムメンバーの対応法(まつうら2歳ママ)イヤイヤモードのときは、いくつかの選択肢を与えて「自分で選んだ」という満足感を与える。〇〇をやろう⇒「いや!」となりがちなので、この3つから選んでねとすると「(じっくり悩んだ後)これにする!」とイヤイヤのスイッチが切れることもある(ダメな時もあります)<子どもに関するパートナーとの共有はどうしてる?>子どもがいるときに落ち着いて話す時間はないのと、長男(年中)は自分の失敗などを話されるのを嫌がるので、在宅勤務日のランチ時間をつかって子どもたちについて状況共有しています2.ギャングエイジ/仲間意識が高まるからこそ友達との関わりに干渉しすぎない子ども同士のことについて、多少のことであれば口を挟まない悪い言動・行動についてはしっかり注意する子ども発信の話に耳を傾けるいままで素直に親の言うことを聞いていた子どもでも、友達との関わりがふえ、家庭内と外での言葉遣いやふるまいが変化し始める時期。反抗的な子どもを無理に押さえつけるのではなく、子どもの話を聞くことで見守っているという姿勢を見せ、何かあったときに相談できる存在である安心感を与えてあげましょう。コラムメンバーの対応法(せき9歳ママ)日によって気分にムラがありまさにギャングなこの頃。そんな我が家のコミュニケーションは3つ。(1)「話を聞く」⇒ながら聞きはしない(2)「最低限のルールを設ける」⇒ルールを守っていれば自由にさせる(3)「一緒にいる時間をつくる」⇒一日すこしでも一緒にいる時間をつくる<パートナーとの役割分担>パートナーは厳しく叱る担当。自分は褒める役になるようにしています。3.思春期/日常あいさつなど最低限コミュニケーションを維持しながら本人に任せる子どものやり方に任せる悪いことはしっかり教える親の気持ちを押し付けない放任しすぎない思春期にはいると、学校生活を通して子どもは社会生活を学びます。例えば部活動やアルバイトなど、友達との関係だけなく先輩・後輩といった上下関係なども増え、様々なストレスも感じるようになります。親には反発できても先輩には逆らうことはできない、といった不安定な気持ちの中で生活しているので過干渉になりすぎず、日常的なコミュニケーションを維持して適度な距離感を保ちましょう。イライラは子どもだけじゃない。自分自身のイライラ解消法子どもの反抗期、イライラするのは本人だけでなく親もおなじ。子どもの成長の証、とわかっていても感情があふれてしまうときの解消法を考えてみましょう。ここでは、コラムメンバーが日常イライラしてしまったときの解消方法をご紹介します。子どもにイライラしてしまうときは距離を置いてみる/たけなか(3歳ママ)子どもに対しては、とにかく距離を置く、別の部屋に行く。思考を別の世界に持っていくため漫画やスマホでドラマを見たりします。おいしいものを食べる。バラエティ番組を見たり、お酒を飲む、寝るなども自分の機嫌を上げる方法のひとつです。自分のご機嫌になる方法を家族間で共有/せき(年中・小学生ママ)「一人の時間が欲しい」と家族に宣言し、本を読んだり、ノートに書きだすとすっきりするので、その時間を確保します。子どもたちがテレビを見ている時間または、早起きできた朝や寝かしつけに成功した夜に一人の時間を作っています。ご褒美のおやつとお茶何をしたら自分がご機嫌になるかを家族に伝える最近は、母に一人時間をあげるとご機嫌になり自分たちも自由時間になる!と気づいた子もたちが、「2時間じゆうにしていいけん」というお手製のチケットをくれました。イライラのきもちを共有できる相手を/まつうら(2歳・年中ママ)子どもと物理的な距離をとる・夫がいれば夫にバトンタッチ。・ワンオペ時にもうだめだ!となったら(例えばごはんを最後まで食べてくれないとかお風呂に入ろうとしないとか)年中の長男に妹の面倒を見てもらうこともあります。部屋を変えるなど物理的な距離をすこしの時間とるだけで冷静になれるので時々この手を使いますひみつのおいしいもの(お取り寄せ)を食べる自分の機嫌取りはおいしいものなので、在宅勤務のお供にできるようなお取り寄せを頼むこともあります。選ぶときからワクワクできるのでこの時間も行為も必要不可欠です。自分のイライラを認めて深呼吸。やるべきことを最低限に/いちかわ(両立ママ・パパを支える若手メンバー)気持ちに余裕がない日は、諦めてやることを最低限に絞ってしまうことが多いですイライラの原因とは別のことを先に片づけたり(特に淡々と手を動かせば終わるもの)、それができないときは「ああイライラしてるな」ととりあえず認めて深呼吸する。それだけでも少し落ち着きます。とにかくたっぷり寝るさいごに子どもと同じく親も成長するもの。反抗期を迎えるとどうしても家庭内が落ち着かなくなりますが、子どものことはコントロールできなくとも自分の心をコントロールすることはできるはず。自分のイライラに気づき、自分を労わる時間もつくることで、子どもの反抗期を乗り越えましょう。「日々のリラックス・リフレッシュの方法について」は別の記事でもご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。みんなは何してる?|五感を満たす、リラックス・リフレッシュ方法とは