主婦のおすすめパート探し成功のカギ!「働きやすい職場」を見抜くコツ
家事と仕事の両立|知る、つながる、働くわたし

子育てがひと段落し、気づけば40代。
少し余裕が出てきた今、将来のために「また働こうかな」と考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、長いブランクがあると
「家庭と両立できるか不安…」
「働きやすいパート先って、どうやって見つければいいの?」
そんな不安や疑問が浮かんできますよね。
この記事では、子育てがひと段落した今だからこそ見つけたい、「働きやすい職場」が分かる具体的なコツをお伝えします。
目次
40代主婦が求める「働きやすい職場」の4つの特徴
1|シフトに柔軟性がある
「週3日からOK」「午前中だけ」「平日のみ」など、柔軟な勤務体系は主婦にとって何よりの安心材料です。お子さんの学校行事や急な体調不良、家事の都合に合わせて調整しやすい職場は、無理なく長く続けられるおすすめポイントです。
2| 業務内容がシンプルで負担が少ない
久しぶりに仕事をする方には、身体に負担のない働き方がおすすめです。
たとえば、マニュアルに沿って進められる事務作業や座って対応できる受付業務などは、主婦の方に人気の職種となっています。 無理なく働き続けるためには、仕事内容のシンプルさと、身体への優しさに注目してみるとよいでしょう。
3| スキルや経験に応じた研修・フォロー体制がある
「研修あり」「マニュアル完備」「丁寧に教えます」といった研修体制が整っている職場なら、安心して新しい一歩を踏み出せます。ブランクがあっても、職場のサポートがあれば自信を持ってスタート出来るでしょう。
4| 同世代・主婦層が多く働いている
職場に同世代の仲間や主婦層が多いと、子育てや介護の話題を共有でき、共感や支え合いが生まれやすくなります。職場の雰囲気に馴染みやすく、居心地の良さを感じながら働けるでしょう。
求人票で分かる「働きやすい職場」のチェックリスト
シフト・勤務時間の記載は具体的か
「9:00~13:00の間で応相談」や「週2~OK」など、働く時間の柔軟さが明確に記載されているかを確認しましょう。曖昧な表現が多い場合は、後でトラブルになる可能性があるため注意が必要です。
研修あり・未経験歓迎の文言をチェック
職場が教育に力を入れているかも働きやすさのポイントです。「研修制度あり」や「丁寧に指導します」といった文言は、未経験者やブランクのある方が、安心して働き始められるかどうかの判断材料になります。
福利厚生・定着率の記載に注目
育児や介護の支援制度、急なお休みへの対応、パートでも利用できる福利厚生などが記載されているかをチェックしましょう。「定着率が高いです」といった言葉も、働きやすさの証です。
キャリアアドバイザー直伝!面接で働きやすさが分かる質問術
求人票だけでは分からない「職場の雰囲気」や「働きやすさ」を知るには、面接時の質問がカギになります。ここでは、キャリアアドバイザーが実践的に使っている聞き方の工夫をご紹介します。
雰囲気・人間関係をやんわり探るには?
面接で「働きやすいですか?」と聞くのは、少し勇気がいりますよね。でも、こんなやんわりとした質問なら、自然な形で職場の雰囲気を探れるでしょう。
・「スタッフの方の年齢層はどのくらいですか?」
・「職場でランチなど交流はありますか?」

これらの質問からは、職場の年齢層やコミュニケーションの活発さがみえてきます。職場の雰囲気や人間関係の良さを確認できる聞き方です。
家庭との両立を確認する聞き方の工夫
「急なお休みに対応してもらえますか?」と直接聞くのは、少し気が引けるかもしれません。そんな時は、このように工夫して質問してみましょう。
「夫や実家の協力や、地域の子育て支援サービスも使うつもりなのですが、どうしても対応できないときは急なお休みにも対応いただけますか?

準備している姿勢を見せながら質問することで、好印象を与えやすくなります。また、「家族も応援してくれています」と伝えることも、長く働ける印象につながります
定着率・働きやすさを探る質問
職場の定着率や働きやすさは、その職場の居心地の良さを知るうえで欠かせません。
・「ご近所の方が多く働いていますか?」
・「スタッフの方は、どれくらいの期間働かれている方が多いですか?」

もし面接担当者から、地域の学校名などが出るようなら、主婦層とのコミュニケーションが日常的にある職場かもしれません。また、離職率の低い職場は、それだけ働きやすいと言えるでしょう。
条件確認は後半に丁寧に
「シフトの融通」や、「勤務日数」などの条件面の確認は、しっかり自己PRを行ったうえで、面接の後半に聞くのがベターです。「お仕事の内容について理解したうえで確認したいのですが…」と前置きを添えることで、丁寧な印象になります。
キャリアアドバイザーからのヒント

気を付けたいのが「最初に聞いていたシフトと違った」というケースです。例えば、「平日のみでOK」と言われて入社したものの、職場の人繰りの変化で土日の出勤を求められるようになったり、夕方の時間帯にシフトが増えたり…。条件が変わってしまうと、家庭との両立が難しくなり、退職につながることもあります。そのような可能性が無いかもしっかり確認しましょう。
実際どうだった?主婦のリアル体験談
Aさん| 43歳/子ども2人
主婦の方が多く働いている職場を選びました。急なお休みに対して、上司の理解もあり、とても働きやすいです。また、同じ職場の主婦仲間とは、たまにお仕事帰りにご飯を食べに行くなど、楽しく働いています。
Bさん| 46歳/ブランク20年
結婚前に銀行で働いていたので、パートも金融関係を希望しました。ブランクが長くて不安でしたが、「経験を活かしてください」と歓迎され、安心してスタートできました。同年代のスタッフも多く、無理なく働けています。
Cさん|50歳/介護中の親あり
子育てがひと段落したら、親の介護が始まりました。今の職場は介護休暇制度が時間単位で取得できるので、介護と両立が必要になっても続けることができています。また、急なお休み申請も快く対応いただけていて助かっています。
まとめ | あなたらしく、無理なく働ける職場を見つけよう
「働きやすさ」は、人によって違います。でも、少しの工夫で自分にあった職場を見つけやすくなります。この記事で紹介したコツを活かして、あなたらしく、長く続けられる「働きやすい職場」を見つけてくださいね。